メガネ、サングラスの通販、ネット通販の問題点

メガネ、サングラスの通販やネット販売にはさまざま問題点が

インターネットの普及により様々な物品の通信販売が手軽に、より便利になりました。

人気のサングラスや有名人の掛けている眼鏡の情報もより入手しやすくなり、わざわざ何軒もお店を探し回らなくても、通販で入手することも可能となっています。

しかし、メガネ・サングラスの通信販売には多くの問題点があります。

度付きレンズの通販は問題が多すぎて論外ですが、フレームのみの販売やサングラスの通販にもフィッティングをどうするかという問題があります。

眼鏡やサングラスはご購入いただいたお客様のお顔にフィットしなければ使えませんので、必ずフィッティングという調整が必要になってきます。

当然、通販ではフィッティングができませんし、ご自分で調整することもできませんので、大抵のかたは近くの眼鏡店で調整を依頼するより方法はないでしょう。

眼鏡フレームの調整は、ベテランの技術者がやっても破損などのリスクが伴います。

親切心でフィッティングをしてフレームが破損したり、調整中に思わぬ不具合などが発生することもあり得ますが、そういう場合に調整を依頼されたお店が責任をもって修理等の対応ができるかというと、すべて可能というわけではありません。

通販で購入された眼鏡が調整中に破損した場合、調整を請け負った眼鏡店で責任を負わなければならないとなると、とても不条理さを感じますし、通販業者がその責任を負うことはまず考えられません。

結局は通販で眼鏡を購入したユーザー自身が損をすることになってしまいます。

メガネを通販している眼鏡店や業者は、無責任にも技術と責任を放棄しているわけですから、眼鏡技術者となのる資格も無いのではないでしょうか?

当店では、そのような問題点に鑑み、メガネ、サングラスの通販をお断りしております。

オプティック レインボー 原 靖宏

※私が所属している日本眼鏡技術者協会では以下のような表明をしています。

通販の眼鏡販売の責任と良識につきまして。

消費者のみなさまは、WEBや新聞広告で眼鏡を通信販売する業者を数多くご覧になっていることと思います。

眼鏡販売は、測定・フィッティング・アフターフォローなどお客様と対面することで初めて可能な技術行為を伴う販売です。

ところが通信という販売手段では、対面による技術行為は不可能で、必要な眼鏡調整技術を完遂しておりません。

そのような業者がいくら眼鏡販売と表現していても、良識ある眼鏡技術者の行為とは言えません。なぜなら眼鏡は、完成された状態でお客様のお顔に正しくフィットされて、初めて機能を発揮するものだからです。

またこのような業者の中には「フィッティング等不具合であれば、お近くの眼鏡店で直してもらってください。おそらく無料で直してくれます」などと標榜するところもありますが、自店の商品について、事後のフィッティングや不具合のアフターフォローの責任を一方的に他の販売店に転嫁することは、眼鏡技術者に課せられた販売者としての責任を放棄する行為で、商倫理として許されるものではありません。

消費者のみなさまは以上のことにご理解頂き、良識と責任を持った認定眼鏡士のいる眼鏡取扱い店を選んで頂きますよう、お願い致します。

 

認定眼鏡士による眼鏡の通信販売・ネット販売について。

平成20年10月22日開催の「眼鏡技術者・認定資格制定委員会」において認定眼鏡士が、眼鏡の通信販売・ネット販売を行っていることが判明した場合、本人に警告書を送付して、なお、改善されない場合は資格を取り消す事にする。』ことが取り決められました。

認定眼鏡士の皆様は「眼鏡の通信販売・ネット販売」を行わないよう注意下さい。

日本眼鏡技術者協会ホームページより

 

※ メガネ・サングラスの通販の問題点については下のサイトを参考にしてください。
メガネ通販110番

 

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optic RAINBOW オプティック レインボー
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